トレードする通貨ペアについて考える。

為替相場には様々な国や地域の通貨が存在します。

 

主要な通貨ペアの一例としては、ドルストレートと呼ばれる、

米ドル絡みの通貨ペア(EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなど)がありますし、

クロス円と呼ばれる、日本円絡みの通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPY、AUD/JPY)などがあります。

 

日本でよく耳にするFX会社で言えば、SBI FXトレードやクリック証券、DMM FX、

ヒロセ通商などがありますが、それぞれのFX会社で取引出来る通貨ペアも異なりますし、

スプレッドと呼ばれる売値と買値の差額も異なります。

 

ですので、自分の取引したい通貨ペアがあるFX会社を選ぶことも必要です。

 

さて、通貨ペアについてですが、まず通貨の特徴を簡単に説明します。

USD(米ドル)

信頼性の高さから国際決済通貨としてや、基軸通貨として最も多く利用されています。

EUR(ユーロ)

ヨーロッパの25の国で使用されている。最近ではギリシャ問題でもしばしば取り上げられる。

GBP(ポンド)

代表的なイギリスのUKポンドは、値動きが荒いことで有名。

AUD(豪ドル)

資源国通貨として、最近では中国の株価に影響を受けることが多い。

NZD(ニュージーランドドル)

豪ドル同様に資源国通貨として、中国の株価の影響を受けることが多い。

CHF(スイスフラン)

最も安定している通貨の一つとも言われているが、スイス国立銀行がよく為替介入することで有名。

この他にもいろいろな通貨があり、その通貨の組み合わせの通貨ペアで取引することになります。

 

外国為替市場で最も多く取引されている通貨ペアと言えば、

EUR/USD(ユーロ/米ドル)で全体の4分の1ほどの取引量となっています。

 

取引量が多いということの意味を考えれば、EUR/USD(ユーロ/米ドル)の

トレードを注意深く観察することで、米ドル絡みの値動きが読みやすくなります。

 

このことを踏まえ、USD/JPY(米ドル/円)やEUR/JPY(ユーロ/円)、

GBP/USD(ポンド/米ドル)やAUD/USD(豪ドル/米ドル)などの通貨ペアの

トレードを俯瞰的に捕らえることで勝率が上がると思います。

 

トレードの勝率を上げるために、トレードする通貨ペアを絞った方が良いのか、

それともトレードの機会を増やすために多くの通貨ペアを見た方が良いのか、

という疑問を持つことと思います。

 

これは一概にどちらが良いということではないのですが、

私の場合は、だいたい5つほどの通貨ペアを中心にトレードしています。

 

一番多いのは、EUR/USD(ユーロ/米ドル)で、

次いでEUR/JPY(ユーロ/円)やUSD/JPY(米ドル/円)、

AUD/JPY(豪ドル/円)、AUD/USD(豪ドル/米ドル)が多いです。

 

このように見てみると、取引している通貨は、USD、EUR、AUD、JPYの

4通貨の5通貨ペアでの取引を中心にトレードしていることになり、

この4通貨の強弱を見極めてデイトレードに近い感じで取引しています。

 

これらの通貨ペアは、主要なFX会社ならどこにでもある通貨ペアですし、

スプレッドも比較的狭い通貨ペアとなりますので、ポジションの保有期間が

短いトレーダーの方も多く取引しているのではないかと思います。

 

テクニカル派のトレーダーの方でしたら、取引量の多い通貨ペアのメリットは

お分かりだと思いますし、取引に慣れた通貨ペアの方が値動きも掴みやすいので、

ある程度、通貨ペアを絞った方が良いと思います。

 

中には、USD/JPY(米ドル/円)のみの方や、EUR/JPY(ユーロ/円)のみの方など

1通貨ペアのみで勝負されているトレーダーもいらっしゃいます。

 

初心者の方なら、トレードに慣れるまではしばらく1通貨だけを追いかけるのも

良いかもしれません。

 

その場合には、GBP(ポンド)やCAD(カナダドル)などの値動きの荒い通貨での

トレードは避けた方が無難かと思いますし、まずはUSD/JPY(米ドル/円)や

EUR/USD(ユーロ/米ドル)などでトレードすることをお奨めしておきます。